Shadows of Time

ゲーム・音楽・紅茶・万年筆・絵画・焼菓子・歌舞伎・コウペンちゃんが好き。文章のリハビリというかアウトプットの為に色々書く予定。

ベルばら展に行ってきました

福岡県立美術館で開催中の『40周年記念 ベルサイユのばら展』に行って来ました!

雨予報でしたが曇りがちの晴れで、空気は冷たかったけど降られず良かったです。

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 須崎公園入り口に看板。
(美術館は公園の敷地内に有ります)

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美術館入り口。

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三階に辿り着くと大きなメインヴィジュアル。

展示内容は4つのグループに分かれていました。

 

第一章『コミック~ベルばらオリジナル~』
白黒原画とカラー原画があらすじと共に順を追って展示してありました。
意外だったのは、原画がとても綺麗だったことです。
保存状態が良くて黄ばみが無く、また下描きや修正の跡、ベタのムラも目立ったものは無く、切り貼りも無かったです。
(萩尾望都展ではそれが目立ったので…)
そしてカラー原画の美しいこと!
理代子さんもW&Nですね。透明水彩だから、色褪せない鮮やかさ。
とても40年前の絵とは思えない新鮮さでした。
特別理代子さんの絵が好きという訳では無かったのですが見入ってしまいました。

 

第二章『舞台~宝塚歌劇版ベルばら~』
愛~それは愛~♪
歴代のポスター、再現セット、衣裳、小道具、衣裳やセットのデザイン画の展示、
舞台のダイジェスト版の上映など。
ここは興味が無くて…ざっと見。

 

第三章『映像~アニメ版ベルばら~』
設定画や背景付きのセル画!
荒木さんや姫野さんの肉筆!
興奮!!
成人オスカルの設定画に、「毛髪 やわらかくナイーブに」と書いて有ったのが印象的でした。
鉛筆の線ってやっぱり良いなぁ。
こちらもダイジェスト版の上映が有りました。
オスカルの部屋の間取り図とかも有った。
一番楽しんだかもw

 

第四章『そして今~広がるベルばらの世界~』
ベルばらKidsの原画や世界中で発売されたコミックス(タイトルはベルサイユのばらというより麗人オスカル的なものが多い印象)、グッズの数々…
何とフランス政府から授与されたシュバリエの勲章も!
(意外に地味)

 

そして『我が心のオスカル・フランソワ』
漫画家・イラストレーターを中心に40名の絵などの展示。
古屋兎丸さんと坂本眞一さんのオスカルが美しかった!
あとさいとうちほさん、いのまたむつみさんの絵も綺麗だったなぁ(*´∀`)
中村福助さんのコスプレ写真や、アニメ版オスカル役の田島令子さん、アンドレ役の志垣太郎さんなども有り…
木原敏江さんや萩尾望都さんなど交流の有る同時代の漫画家さんからの寄稿がなかったのは残念でした。


で、物販。
グッズ山盛りww書籍のコーナー狭かったなぁ。
買ったのはこちら。

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ガイドブック、クリアファイル、チケットファイル、マリーの鏡付きストラップ、ポストカード6枚。
右上のポストカードは擦ると匂いがするという付録的なものW
右下のは姫野さんの!
ポストカードにしてもクリアファイルにしても、沢山種類が有りましたが厳選しました。
バルコニーのオスカル&マリーの絵が大好きです。

ガイドブックには理代子さんのインタヴューは勿論、姫野さんのインタヴューが掲載されてます。
我が心のオスカル・フランソワも全点掲載されているので、ファンの方にはお勧めの一冊です。
(エコバッグ、B5ポスターとの特別セットが通販で購入できますよ~)


そしてロビーには…

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「あ~ん、私もアントワネットさまになってオスカルさまとご一緒したいわ!」という積年の乙女心を満たして貰えますww